最近コーヒーにハマっていて、
コーヒーミルや専用のケトルを購入しました。

美味しいコーヒーを入れられるようになりたい。

さて本日は、名古屋市内にお住まいの素敵なお二人に納品させていただきました
結婚指輪のご紹介です。

ゆるやかな波ラインをベースに、
ミル打ちと石留めをさせていただいたプラチナの結婚指輪です。

波ラインの結婚指輪は形に動きがあるので、
リングケースに収まる姿を見ると個人的に楽しい気分になるんですよね（＾＾）

旦那様は幅4mmとボリュームのある波ラインで、
奥さまは幅2.7mmとつけやすい波ラインでお作りさせていただきました。

両サイドにある小さな丸い粒であるミル打ち（ミルグレイン）は、溝をタガネなどで整えたあと、1つ1つ「ナナコ」という道具を用いて入れています。

ミル打ちは加工方法が何通りかあり、仕上がりも加工方法によって若干違ったりするのですよね。

ちなみにCADで製作されている指輪の場合は、
データの段階でミルグレインを入れてから製作されている場合もございます。

今回は粒がまるっとした感じのミルグレインがいいな、っと思いましたので、
「ナナコ」を用いてミル打ちを表現しました。

そして旦那様のリングにはダイヤモンドを1石「星留め」でお留めして、
奥さまはダイヤモンドを3石「4点留め」でお留めしています。

3石のダイヤモンドはなるべく近い感じをご希望されていましたので、
位置決めを慎重に行いながら可愛らしく寄り添う感じにいたしました。

こちらはリングの裏側の刻印の様子ですね。

後日お受け取りにお越しいただき、
お二人揃って笑顔いっぱいで喜んでいただきました。

ボリュームのあるリングやミル打ちの結婚指輪はいままでご依頼いただく機会があまりなかったので、今回とても楽しく製作させていただきました。
どうもありがとうございます♪

お渡しの後に奥さまが投稿されたインスタグラムを拝見して思い出したのですが、
はじめてのお打ち合わせの際に
旦那様が「『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくる指輪のような文字を、結婚指輪にぐるっと一周入れるなんてどうだろう」っと
とても楽しそうにおっしゃられていたんですよね。

そちらのアイディアを結婚指輪に盛り込むことはなくなりましたが、
その発想力が個人的にとても素晴らしいなぁっと（＾＾）

旦那様は個人でお店をやられている料理人でいらっしゃいますので、
作られるお料理も、お店の雰囲気も、
この素敵な発想力やアイディアが生かされているんだろうなぁっと思いました。

このたびは数あるお店の中からご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
どうぞ末長くお幸せに♪