
2020.08.13 Marriage / Pair Ring
草花の彫りが入った結婚指輪 – 刻印を自分たちで
8月になり、暑さが増してきました。
ベランダのゴーヤカーテンもいい感じになり、日々ゴーヤ料理に勤しんでおります。
色々堪能しましたが、やっぱり定番のゴーヤチャンプルーが一番のお気に入りかな(^^)
さて、先日は桑名市よりお越しいただきましたお二人へ結婚指輪を納品させていただきました。

シンプルな甲丸リングをベースとした、プラチナの結婚指輪です。
女性の方のリングは華やかに、
ダイヤモンドと草花模様の彫りを入れさせていただきました。

リングの幅は共に2.8mmと少しボリュームがある感じで、

女性の方のリングの中央には0.01ctのダイヤモンドを「花留め」でお留めいたしました。
この「花留め」っていう表現は私が勝手につけたものなのですが、一般的な「星留め」に花びらのような彫りを追加したものなんです。
「星留め」よりも少し華やかな印象を与えてくれるイメージでしょうか(^^)

そしてリングの半分には、花や葉っぱ、木の実などデザインした彫りをお入れいたしました。

こちらは右側ですね。
そして左側も見てみましょう。


華やかな雰囲気をご希望されていましたので、
様々な模様を織り交ぜながら左右でデザインを少し変えてみました。
「華やか」と言ってもたくさん詰め込めばよい、ということではないので、
程よく余白を取り入れながらデザインさせていただきました。
こういう彫りをやらせていただくのは久しぶりでしたが、
草花の彫りは私自身結構好きなので、彫っていて楽しかったですね。
ほぼ顕微鏡越しに指輪とにらめっこな状態ではありますが(^^;)
そしてリングの内側の刻印は、
「ものづくり」が大好きで得意だという彼女様が、自分と彼氏様の指輪2本分をお一人で頑張って入れられました。

シルバーリングを用いての刻印練習も持ち前の勘と決断力の速さであっと言う間に終わり、そのまま本番へ。
本番前は「緊張します〜」っとおっしゃっていましたが、いざスタートすると淡々と刻印をされていて、実にかっこいい。

彼氏様は横で応援・アシスタント・撮影を担当です。

刻印した部分をルーペでチェック中。

彼女様が「失敗したかな・・・」っと呟いても、「全然いいよ〜、うまいじゃん」っと言う彼氏様の優しさがとても素敵でした。
集中力の必要な作業だったと思いますが、
「楽しかったです!もっとやりたい♪」っと喜んでいただき、嬉しかったです。

刻印された箇所も当方でお預かりしてピカピカに。


8月7日(花の日)にご入籍されたお二人。
多肉植物やお花が大好きな彼女に合わせて、その日を選ばれたとのこと。
素敵ですよね♪
彼女様はものを作るのがとても得意で、多肉植物を育てるのも好きとお伺いしていますので、将来クリエイターになられたらすごく人気になるだろうなぁっと勝手に妄想してました。
このたびはご依頼いただきまして誠にありがとうございました。
インスタでも素敵にご紹介いただき、感謝です。(^^)
どうぞ末長くお幸せに♪
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