2018.02.05 Workshop
ふたりでつくる結婚指輪 K18WG×K18PG コンビネーション
あっという間に2月になりましたね。
1月は東京へ行ったり、制作をしていたのでしょうけれども、
なんだかよくわからないうちに終わってしまいました。
「人間ですもの、こんなときもあります」っと自分で自分を励ましています。
さて、ホームページのワークショップのページに「ふたりでつくる結婚指輪」というコースがあるのですが、いままで何組か制作していただいているにも関わらず、ブログで紹介することをすっかり忘れておりました・・・。
ということで、先日遠い静岡県は裾野市と愛知県は豊川市からお越しいただいたカップルさんが「ふたりでつくる結婚指輪」を体験されましたので、その様子をご紹介させていただきたいと思います。
1回目はまずは原型となるワックスを削るところからスタートです。
ヤスリやスパチュラを使いながら、少しずつワックスを削って形を作っていきます。
ベースとなるリングはデザインを予めお伺いした上で、当店にて用意させていただきます。
お二人は「Rough ラフ」のリングをお気に召していただきましたので、ヤスリを用いてリングの表面に凸凹の模様をつけてられました。
リングの内側である「指馴染み」を削っている様子です。
彼氏さんは普段金属加工のお仕事をされていらっしゃるそうで、ヤスリの使い方はプロでした!
時折形を確認しながら進めていくのが綺麗に仕上がるポイントですね。
二人で確認している様子。いい写真ですねぇ〜。
原型制作は集中力が必要な作業ですので、基本1回2時間で区切らせていただいております。
そして完成しました原型がこちら。
お二人は二種類の金属を合わせたコンビネーションのリングをご希望でしたので、
この段階で作っていただいたリングをスパッと切断いたします。
そして片方をK18ホワイトゴールド、もう片方をK18ピンクゴールドに鋳造いたしました。
鋳造からはこんな感じで戻ってきました。
K18ピンクゴールドは少し黄色っぽいですが、磨くとピンク色になります。
そして金属を私の方でロウ付けしたのがこちら。
それぞれのリングサイズを出す作業と、ベースの磨きは当方で行います。
そして再び来店いただき、刻印を入れるところからスタートです。
刻印は、本番を行う前に納得いくまで練習していただけます。
緊張の瞬間ですね。でもお二人ともとてもお上手でした!
刻印が終わったら、最終工程の磨きです。
磨き方は好みもありますので、色々とご提案いたします。
無事完成です!
お作りいただいた結婚指輪は、専用のケースに入れてお渡しいたします。
石留めなど当店で加工が必要ない場合は、完成当日にそのままお持ち帰りいただけます。
「ふたりでつくる結婚指輪」では大きく分けて「原型制作」「刻印」「磨き」の3つの工程があるのですが、それぞれ得意・不得意な分野があると思うんです。
そういうときは得意な方がサポートするのもよし、見守るのもよし、励ますのもよし(^^)
二人で力を合わせて作り上げていく工程を是非楽しんでいただけたらと思います。
もちろん、私もカメラマンをやりつつもサポートいたします!
このたびは遠方にも関わらず、当店まで足をお運びいただきまして誠にありがとうございました。
自分たちで結婚指輪を作りたいという希望が叶い、大満足です!
っと言っていただき、私もとっても嬉しかったです。
どうぞ末長くお幸せに♪
オーダーメイド結婚指輪とハンドメイドジュエリー
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