裏にある小さな庭でスナップエンドウを収穫しました。
甘みがあって、美味しかったです。

先日はお客様がお持ちのルビー✕ダイヤモンドのプラチナリングを、
ネックレスへとリフォームさせていただきました。

こちらがお客様よりお預かりしましたリングです。

ルビーにダイヤモンドの取り巻きのある豪華なプラチナリングです。

側面からご覧いただくとそこそこ高さがあり、

裏面はこんな感じになっています。

旦那人様にプレゼントしていただいたという思い入れあるルビーリング。
身につける機会がなくなり長い間使わずにしまわれていたそうですが、
昨年偶然出てきてきたとのこと。

お客様は今年の6月に還暦を迎えられるということもあり、
リングをネックレスにリフォームして再び身につけたい、とご相談いただきました。

何度か打ち合わせさせていただき、完成しましたのがこちらです。

リングのデザインはそのままに、厚みを極力抑えてペンダントトップに加工いたしました。

裏面には切断したリングの地金を加工し、バラの透かし模様を入れた板を取り付けました。

ネックレスはお持ちのチェーンを両釣り用に加工させていただき、

金具は取り付けしやすいものをご希望でいらっしゃいましたので、
ひねるタイプの留め具（SV925製）をご提案させていただきました。

素敵な笑顔で、とっても喜んでいただきました。
ご着用の写真も撮影させていただき、どうもありがとうございます。

製作の工程をいくつか撮影しましたので、ご紹介です。

リングから切断したアーム部分のプラチナを溶かしています。
こちらはいつもお世話になっている本巣郡北方町にあるmielさんの工房をお借りいたしました。

溶かしたプラチナを伸ばして、

裏面に貼るバラのモチーフを糸鋸で切り抜きます。

本体の方は慎重に地金を削り、

トップ用に厚みを抑えました。
その後、バラの裏板やネックレス用の丸カンを本体にレーザー溶接し、
整えて磨いて完成となります。

身の引き締まる作業の連続でしたが、無事完成してよかったです。

完成したネックレスをお渡しした際にお客様より
「素敵なお仕事ですね」
っとおっしゃっていただき、とても嬉しかったです。

是非楽しんで着用くださいね。
大切なネックレスをご依頼いただきまして、誠にありとうございました。

※ 現在オーダージュエリーやリフォームはお休みさせていただいているため
熟練の職人がいる他店様を紹介しておりますが、
店頭にてご相談いただき内容によりお受けする場合がございます。