先日旅立ちを見送ったオーダーのリングが、
福岡からはるばるご依頼いただいたT様の手元に届きました。

「還暦を迎える両親のために、10月の結婚記念日にペアリングをプレゼントしたい」
とのご依頼で、私はデザインと制作をお手伝いさせていただきました。

還暦のリングといえば「赤い宝石」を思い浮かべる方が多いと思いますが、
今回はご両親の結婚記念日である10月の誕生石「オパール」をご希望ということでしたので、
オパールをメインにデザインさせていただきました。

赤いリボンでラッピング

赤いリングケースにお入れして

ペアの還暦指輪を赤いリングケースにお入れして

ペアの還暦指輪 オパール、PT900

リングの下の方にある刻みは、両サイドに15ずつ刻まれており、
2つのリングの刻みの数を合計するとご両親が今まで歩んでこられた「60」になっています。

そしてメインのオパールの両サイドには
ご両親の干支である「兎」と「辰(龍)」のモチーフをお入れいたしました。

この「干支」のモチーフは依頼主であるT様からのアイディアだったのですが、
細いリング幅の中にご両親の干支が仲良く向かい合う姿を可愛らしく表現することができました。(写真では辰が少々見づらいのですが・・・。)

お母様の指輪にはリング幅に収まるオーバル型のオパールを、
普段指輪をあまりされないというお父様の指輪には、
着けやすいように凹凸のない留め方でオパールをお入れいたしました。

ジュエリーケースは還暦にちなんで「赤色」とのご希望でしたので、
赤いペアリング用のボックスをご用意させていただき、赤いリボンをおつけいたしました。

T様とは看護師というお忙しいお仕事にも関わらず、
とても気持ちよくデザインや制作のやりとりをさせていただきました。

通常、遠い方からのご依頼となると、
お互い顔を知らない中でのやり取りになるのが多いかと思いますが、
T様はなんとご本人の写真を送付していただき(しかもとっても美人!!)、
とても親近感がある中で制作をすすめさせていただくことができました。
初めての経験だったのですが、そのお気遣いがとても嬉しくて・・・。
まじまじと見てしまいました(笑)

また、ご両親へプレゼントされた際には、
指輪お着けになったご両親の満面の笑みのお写真もお送りいただきました。
それを見て、私も思わずじーんときてしまいました。

指輪をプレゼントされて、お父様は「新婚に戻ったようだ!!」
と言ってくださったそうです。

私の場合、指輪は母へプレゼントするという発想しかなかったのですが、
「これからも2人仲良く元気でいてね」という願いを込めて 
ペアで還暦の指輪をプレゼントするのも素敵だなぁって今回はじめて思いました。

これからご両親の手元で指輪が輝き続けると思うと本当に嬉しいです。
T様をはじめ、ご家族の皆様のご多幸を心よりお祈りしております。

お客様の声

旅立った指輪は無事に到着しました。

私も今回、いろいろと石田様にアドバイスを賜りながら、オーダーメイドというのを体験させて頂きましたが、到着した際、石田様とのやり取りを思い出し、
ほろっと涙が出ました。

その指輪は両親のもとに旅立ち、輝いてくれると思います。
両親はとても喜んでいました。

また、機会がありましたら石田様にオリジナリティーのあふれたアクセサリーを作って頂きたいと思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。

T様

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●素材
リング:オパール PT900