約10年ほど前の出来事になりますが、
大学の卒業論文でかざり簪職人、つまみ簪職人、つげ櫛職人のお三方を取材させて頂いた際、
江戸のかざり簪職人である三浦孝之さんに作っていただいた簪です。

桐箱に入った簪

かざり簪の表面

かざり簪の裏面

三浦さんの作られるかざり簪はとても繊細で、華やかで、大変美しく、
見るたびにうっとりとしてしまいます。

この簪を見ると、
簪職人さんを取材しよう!っと思ったときの衝動、
いろんな簪をもとめて日本を走り回り取材していた日々、
そしてゼミにこもってひたすら論文を書いていた日々を思い出します。

とても思い出深いものなので、
自分の中でこれは「家宝」に認定済みです(笑)
大切にしていきたいと思います。

珊瑚の色は写真だと燃えるように染まってしまっていますが、
実際の色みは桐箱に入った写真のように淡いオレンジ色をしています。

夏、浴衣を着てこの簪を身につけるのが、ちょっとした自分の楽しみだったりします。